ジムカーナ練を始めてからずっこけてばっかりですが、困ったことに転んでもバイクが止まらない。
バイクが転ぶと通常は転倒センサーが反応し、エンジンが停止しますが、SSB等のバンパーを付けていると転倒してもバンク角が浅いため、転倒センサーが反応しないのです。
しかも私の場合アイドル回転数を上げているため、搭乗者をよそにバイクが勝手に走ってしまい非常に危険です…
ということで、マグネットキルスイッチなるものをバイクへ搭載することにしました。
マグネットキルスイッチとは
既にご存知かもしれませんが、これは簡単に言うとキルスイッチが磁石になったもの。
先端のストラップを手首などにかけておいて、転倒したときにストラップが外れるとキルスイッチが作動する仕組みです。
調べてみましたが、トライアル競技なんかではけっこうメジャーみたいです。
車検が通るか微妙になるらしいけど、安全のためにも付けてみることに。
取り付け失敗
いきなり結論から言うと、Ninja650へは取り付け出来ませんでした…
(事前に調べれば回避できたけど)どうやら接点のタイプが異なっているようです。
Ninja650のキルスイッチは、導通遮断で「キルスイッチON」、一方マグネットキルスイッチWET-03は導通遮断で「キルスイッチOFF」。
スイッチの仕組みが完全に違っていました。
マグネットキルスイッチ高かったのに…
ちなみにこのマグネットキルスイッチの仕組みをA接点、Ninja650の仕組みをB接点と呼ぶそうな。
代替品の製作
市販品で手ごろなB接点のマグネットキルスイッチが無かったため、自作することにしました。
無いものは作ればいいのだ。
電子工作用の防水カプラーを加工し、超お手軽キルスイッチを作成しました。
カプラーの爪は削り、ネオジウム磁石を仕込んでいます。
構造はめちゃくちゃ簡単なので、たぶん小学生でも作れます。
これをキルスイッチの配線に直列で繋げば完成です。
あとは耐久性が課題かな…
↓耐久性の問題を解決したマグネットキルスイッチを作成・取り付けしました。